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こんなお悩みを解決します。
正しいメンテナンスを身に付ければ、ラブドールを長く愛用することができます。
ラブドールのお手入れについて不安がある方は、ぜひご一読ください。
ラブドールの洗い方
ラブドールのお手入れの中で、欠かせないのが洗浄です。
正しい洗い方を身に付けることで、大切なラブドールを永く愛用することができます。
用意するもの
柔らかい布またはスポンジ | ラブドールを傷つけないよう柔らかい布(マイクロファイバーが理想)またはスポンジ |
洗浄剤 | ラブドール専用もしくは肌に優しい中性洗剤を使用します。 |
タオル | 洗い終わった後に水分を拭き取るために用意します。乾いた柔らかいタオルかセーム布がおすすめです。 |
ベビーパウダー | 洗浄後、ラブドールの素材であるシリコンやTPEを保護し、手触りを良くします。 |
パフ・化粧筆 | ベビーパウダーを塗布するために使います。 |
ラブドールの洗浄の手順

1.表面のほこりや汚れを拭き取る
ラブドールの表面についたほこりや汚れを取り除くために、乾いた柔らかい布で軽く拭き取ります。
柔らかい布を使用することで、ラブドールの表面を傷つける心配が少なく、効果的に汚れを落とすことができます。
2.ラブドールを洗浄する
中性洗剤を水で薄めて、優しい洗浄液を作ります。濃すぎる洗剤はラブドールの素材を傷める可能性があるからです。
洗浄液を柔らかい布やスポンジに適量つけます。ラブドールの表面を力を入れずに優しく拭いてください。
汚れが気になる箇所には、十分な注意を払いながら丁寧に洗うようにしましょう。
3.洗浄液を洗い流す
洗浄液が残ったままになると、ラブドールの素材に影響を与える可能性があるため、清潔な水をすすいで洗浄液を取り除きます。
4.水分を拭き取る
清潔なタオルでラブドールについた水分を優しく拭き取ってください。
濡れたまま放置すると、カビや悪臭の原因になる可能性があります。
5.自然乾燥させる
洗浄後は、ラブドールを風通しの良い場所に置いて自然乾燥させてください。
直射日光やヒーターなどの熱源は避けて、乾燥させます。
6.ベビーパウダーを振りかける
ベビーパウダーと、塗布するためのパフ・化粧筆を用意します。
自然乾燥させたら、ベビーパウダーをラブドールの表面に薄く塗布してください。
ラブドールの素材であるシリコンやTPE(熱可塑性エラストマー)を保護し、肌触りがよくなります。
特にTPEは、時間が経つと表面がベタつきやすくなるため、ベビーパウダーでサラサラ感を取り戻すことができます。
ラブドールを洗浄する際の注意点

水温に注意する
ぬるま湯を使用して優しく洗ってください。熱湯はラブドールの素材を傷つける恐れがあります。
強くこすらない
素材を傷つけないように、優しく洗うことが大切です。柔らかいマイクロファイバータオルを使用しましょう。
中性洗剤を薄めて使う
ラブドールを洗う際は、適した洗浄剤を選んで素材を傷つけないようにしましょう。
市販の中性洗剤が使いやすくておすすめです。
ドライヤーや暖房器具を使わない
ラブドールの素材は熱に弱いため、ドライヤーや暖房器具を使わないでください。
ラブドールを洗浄する頻度

初めてラブドールが届いたら、工場の残留物を取り除くために、全身を洗ってください。
ラブドールの使用頻度や環境によって異なりますが、一般的には1週間~2週間に1回程度の洗浄が推奨されています。
性的使用後は、局部を毎回洗うことをおすすめします。
ラブドールの定期的な掃除のし方

「複数のラブドールを所有している」
「観賞・撮影のみにラブドールを持っている」
そんな場合も、永く愛用するために、定期的な掃除が必要です。
簡単にできる掃除方法をご紹介します。
表面のほこりを拭き取る
柔らかいマイクロファイバーの布とヘアブラシを用意します。
ラブドールの表面に付着したほこりや小さな汚れを取り除くために、布やブラシを優しく使いましょう。
ウィッグに絡まったホコリは、タングルティーザーが効果的です。これを使うと髪の毛がサラサラになります。
ラブドールの保管場所

ラブドールを保管するのは難しいです。特に、スペースが狭いときは困ります。
保管方法は使う頻度や目的によって違います。以下、保管場所や方法をまとめました。
よく使う方の保管場所
毎回、箱から出すのは面倒です。ラブドールをよく使うなら、ベッドや椅子に置いておくのがおすすめです。
TPEラブドールは変形しやすいです。柔らかいマットレスやクッションのある椅子に置いて下さい。
椅子にはリラックスしたポーズで座らせたり、ベッドに仰向けに寝かせたりするのがおすすめです。
色移りに注意する
ラブドールに服の色が移ることを「色移り」といいます。
TPE素材のラブドールは柔らかいですが、色移りしやすい性質があります。
家具の生地・服の色に気をつけて下さい。服を着せずに保管するのがベストです。
心配なら、付属の毛布をカバーとして使います。
あまり使わない方の保管場所
あまりラブドールを使わないなら、「吊り下げて保管する」か「専用収納ソファで保管する」のがおすすめです。
吊り下げて保管する
ラブドールをあまり使わないなら、吊るして保管するのがおすすめです。ラブドール専用の吊り下げパーツが必要です。
手足を自然な位置に戻して、まっすぐにします。ホコリがつかないように、毛布で包んで保護するのもおすすめです。
吊り下げ保管の注意
・ラブドールを吊るしたまま使用しないでください。
・クローゼットのパイプハンガーは丈夫なものを選んでください。ラブドールの重さに耐えられるものが安全です。
・ラブドールの体重が重い場合は、足元に物を置いて体重を分散させます。長時間無理に吊るすと、首を傷めます。
専用収納ソファで保管する
ラブドール専用ソファには、ストレージマットレスが付いています。
普段はソファベンチとして使えます。カバーの開閉も簡単です。
ラブドールをソファに収納することでスペースも節約できます。
ラブドールの保管時は、下に毛布などを敷いて柔らかくし、自然な姿勢で寝かせてください。
ラブドールをソファに座らせた状態で保管するのはおすすめできません。
※長期間同じ姿勢で保管すると、圧力による変形やダメージの原因になります。定期的に姿勢を変えて保管するのがおすすめです。
ラブドールの服の注意点

ラブドールの服に関して、注意点があります。ラブドールをきれいに保つために、ご一読ください。
新しい服は数回洗濯する
TPE素材のラブドールは衣服についた色を簡単に吸収する性質があります。
シミのリスクを最小限にするためには、洗濯をしてから着用することが重要です。
新品の服には、肌を汚す染料が含まれていることがあります。服から余分な染料を取り除くために、数回洗濯することをおすすめします。
※服の素材によっては洗濯してもラブドールに色がつく恐れがあります。心配な場合、TPEの肌の頭のてっぺんで、色移りがあるかチェックしてください。ラブドールへの色移りを事前に確認できます。
濃い色の服を避ける
濃い色の服は、洗濯してもラブドールにシミがつく可能性があります。
どうしても着せたい時は、着る時間を制限するなど、注意して扱うことが大切です。
ラブドールの美しさを保つために、服の色に気をつけてください。
洗濯後は完全に乾いた服を着せる
衣服に余分な水分や湿気があると、ラブドールの肌にシミができる可能性があります。
布製品に触れる際には特に注意し、色移りを防ぐように心がけましょう。
体に締めつけるような服を避ける
体にフィットした服は、肌にへこみや跡がつく恐れがあるため、避けることがおすすめです。
どうしても着せたい場合は、少しの時間だけ着させるなど注意してください。
まとめ
ラブドールのお手入れ・メンテナンス方法には、多くの注意点があります。
ポイントは「洗い方」「保管場所」「服などの色移り」です。
大切なラブドールを長くきれいに保つために、ぜひ身に付けてください。